2007.05.18
2007年5月18日の日記
午前1時就寝。9時起床。
11時から自動車教習。高速道路。昼食は弁当。
教習所の学科試験に、行こうとして辞める。
古谷実に関する論議を読む。
総じて、すごく共感できた。
ダメ人間同士でつるんでるのって楽しいんですよね。確かに被害者意識あるから普通の例えば彼女いる奴とか勉強や運動ができる奴に劣等感があるんだけど、一方でオレはあいつらみたいに「何も考えないでレールに乗っかってる奴らとは違うんだ(笑)ダメだから凄い、何もしてないから凄いんだ」みたいな屈折した優越感もある。しかも仲間もいるからダメ人間同士の一体感もあって、その一体感を得るためによりダメを拗らせるみたいな感じもあるんですよね。
ただそういうダメであることの一体感って実は長く続かないんですよ。ダメな人間の間にも格差があるし、今まで言ってきたことと反対のことを言うようですけどダメで居続けることも実は簡単でなくて限界がある。
たいていああいうグループがあればこのままじゃダメだって思って足抜けしようとする奴も出てくるし逆によりダメを拗らせて収集がつかなくなる奴も出てくる。それで真面目になって努力し始めた奴に対しては裏切られたような気分になるし、逆に真面目になった方はダメ仲間を裏切ったような罪悪感がある。
『アイデン&ティティ』にせよ古谷にしろ、カウンターカルチャー気取りに行き詰った男の子は大体「全存在を承認してくれる女子」に逃げるんですよ。
古谷で言えば
「俺たちはダメだ」というのがまずあって、次に
「ダメだからこそ真実を知っている」という方向にいきそうになる。
でも古谷は誠実な人だから、そんな安易な道には行かない。
で、立ち往生して擦り切れてしまう。
ここまでが「稲中」から「僕といっしょ」くらいまで。「グリーンヒル」になると彼女が出来始める。
都合よく主人公のことを好きなってくれる女の子で、彼女がいきづまった主人公を全承認してくれるかに見えるんだけど、結局救済にはならない。これが「ヒミズ」のラスト。
古谷って真面目でよく考えている人だから、ここで「すべてを承認してくれる他者(セカイ系みたいー)」を持ってきてジ・エンドなんて「バナナフィッシュ」の吉田秋生からセカイ系まで、90年代にみんな逃げ込んでた一番安易な道にはいかなかった。ここはもっと評価されてもいいはずですね。で、今回のテーマの「シガテラ」ですよ。
これは「別に全承認してくれなくても、永遠じゃなくてもいいじゃん」というところまでやっと辿りつけた傑作だと思うんですよ。
夕食は肉と豆腐と餃子と米。
夜には芋羊羹などを食す。


