ぼくはぼくの涙が目頭から流れ落ちることを知っている
目尻でも中央でもなく目頭から流れ落ちた涙が鼻筋を伝い
鼻水とぐじゃぐじゃに混ざり合うことを知っている
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体重が40キロ台になっていた
食べても太らないぼくは動かないことで痩せていく
受験が終わったらビリーズブートキャンプをやります
仲間募集中
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遅くまで研究室にいると、22時頃に守衛さんがやってくる
施錠したので非常口から出てくださいと言いにくる
三人で日替わりの守衛さんのうち一人はいつも
「今日は帰るの?朝まで?」
と言う
ぼくは笑って、帰りますと答える
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急に読みたくなったので
ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)全三巻を買った
1860円だったので5060円を払い
一冊だけカバーを付けてくださいと言った
店員さんは
「カバーは第一巻でよろしいですか?」
と言った
ぼくは「お願いします」と答えた
予想外の質問は、何故かぼくを満足させた
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プリズン・ブレイクのシーズン1を見終わった
なにも得られなかったが
なにかが得たかったわけじゃない
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歯医者での治療が終わり、受付で次回の予約を聞かれる
「夕方以降しか来られないんですね」
と、彼女は言う
「水曜の午前なんてどうですか?」
と、ぼくは言う
「10時40分からなら空きがあります」
「6時以降と、どっちが混んでるかな?」
「うーん、よくわかりません。私は夜しか来ないんで(笑)」
「じゃあ、10時40分でお願いします」
なんだかデートの約束みたいだな、と思ったけれど
よく考えたらそんな約束の仕方なんて今までしたことがなかった
そもそもぼくには、食事の誘い方すらわからない
彼女はぼくにカードを渡す
ぼくはカードを受け取る
「お大事に」
「ありがとう」
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ひげを育てている
今までそんなこと
したことがなかったから
主たる理由はないが
哲学ならあるかもしれない
どんな髭剃りにだって哲学があるように
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友人が神戸大学大学院の試験に合格した
うらやましい
ぼくも早く合格してデジカメ買って打ち上げして旅行に行って花火してビリーズブートキャンプしたい
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