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2007.08.04

四十キロを歩くということ

インターネットラジオ局四畳半ヴギ-京都発ネットラジオ局を、電車で聞いてたら「自転車で琵琶湖一週して銭湯行って王将行って生ビールとから揚げを食べたよ」みたいな話がありまして、引きこもりの夏をすごしているぼくも何か触発されるものがあったわけして。

五年くらい前に、物好きな先輩に連れられてハイキングをしていた時期がありまして、十時間ほどかけて山之辺の道四十キロ(桜井→奈良)を歩いたのがぼくの今のところのマックスなわけです。四十キロというとまあそれほどの距離ではないのですが、やはり歩くとなるとなかなかしんどいものです。ぼくらはできればしんどいことはしたくないなーと思って生きてるので、あんまり四十キロを歩いたりはしないのです。きっと四十キロを歩こうなんてことを考える人は、欲求不満のマゾに違いないのです。

そして四十キロを歩いた人は、いざとなったら自分は四十キロくらい歩けるということと、四十キロを歩くということは結構しんどいということを知っています。ホテルのラウンジで、ピスタチオの殻を剥きながら「ねえ、四十キロを歩くということは、なかなかくたびれることなんだよ」なんて春樹ふうに言うことができるのです。

そういうわけで、山之辺の道か、柳生街道か、どこかそのへん歩きに行こうかなーと思ってる。ということを書いておこうと思ったのです。歩きに行こうかなーという思いは数ヶ月前からあるのだけれど、どうにも億劫な気持ちが勝ってしまうあたり、どうやらぼくは欲求不満のマゾではないということがいえるらしいのです。そして四十キロを歩き、ぼくは欲求不満のマゾになるのです。