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2008-02

発表終ってamazon散財

卒研の最終学内発表が終わりました。
まだ論文の査読修正が残っているんだけれども、とりあえず七年間の高専生活が一息ついた。
「七年間同じ学校です」っていうとやっぱり長いわけですが、それよりも「未だに15歳のときと同じ学校に通っています」って言った方がインパクトがあることに今気づいた。

やきじろうで打ち上げしてきました。

amazonで散財。

デザイン言語2.0 ―インタラクションの思考法
デザイン言語2.0 ―インタラクションの思考法
  • 発売元: 慶應義塾大学出版会
  • 著者: 脇田 玲, 奥出 直人
  • 価格: ¥ 2,625
  • 発売日: 2006/04

慶応SFCの奥出直人先生が絡んだ作品。

当社ベストセラー『デザイン言語』の第2弾。前作に比べより実作(デザインプロセス)に重きを置いた構成で、優れたデザインが創造される現場の思考法がわかる。
身体性と知覚のデザインとして、システム論的な視点から内的環境である身体の考察と外的環境としての知覚について取り上げ、テクノロジーと感覚の新しい関係性に着目する。
メディアのデザインとして、小型化したコンピュータが埋め込まれたメディア化した人工物のデザインを取り上げる。
空間のデザインとして、人とメディアを取り巻く環境、さらにはユビキタス環境そのものをデザイン対象として取り上げる。

ビジョナリー・ピープル
ビジョナリー・ピープル
  • 発売元: 英治出版
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2007/04/07
  • 売上ランキング: 1036
  • おすすめ度 4.0

まなめさんのお薦めで購入。

自分の道を追求しつづける人たちがいる。
ひたむきに、真っ直ぐに、生きていく人たちがいる。

自らのビジョンに向かって突き進み、
彼らは新しい時代を切り拓く。
彼らは、世界に変革を巻き起こす。

そんな人々を、「ビジョナリー・ピープル」と呼ぶ。

ネルソン・マンデラ、ダライ・ラマ、ジミー・カーター、
リチャード・ブランソン、ビル・ゲイツ、
スティーブ・ジョブズ、ヨーヨー・マ、U2のボノなど、
世界各国、200人以上のビジョナリー・ピープルに、
歴史的名著『ビジョナリー・カンパニー』の著者らが
10年間にわたりインタビューを実施。
徹底した分析により、成功者の条件を明らかにした。

人は、何のために生きるのか。
私たちは、いかに生きるべきなのか。

自分の道をすすむ勇気が湧いてくる。

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
  • 発売元: 日本経済新聞出版社
  • 価格: ¥ 2,415
  • 発売日: 2007/05/25
  • 売上ランキング: 506
  • おすすめ度 5.0

id:Hashさんところのこの記事から購入。ちょうど金融関係に興味出てたので。

世界で最も読まれている株式投資のバイブル! 今改訂の目玉は行動ファイナンス。投資家心理を手玉に取った投資はどこまで可能なのか。マルキール博士が軽妙洒脱に解き明かしてくれる。ミリオンセラー待望の新版(原著第9版)。

人類が知っていることすべての短い歴史
人類が知っていることすべての短い歴史
  • 発売元: 日本放送出版協会
  • 価格: ¥ 3,150
  • 発売日: 2006/03
  • 売上ランキング: 16546
  • おすすめ度 4.5

えらく壮大な科学史。600ページくらいあるらしい。こういうのまとめて読みたかったんだ。

宇宙のはじまり、DNA、プレートテクトニクス…。テストのために丸暗記しただけの用語や数字の奥には、驚くべき物語が隠されていた。無味乾燥な科学史から堪能する科学史へ。科学は退屈だと信じている人に贈る楽しむ科学史。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 著者: サイモン シン
  • 価格: ¥ 820
  • 発売日: 2006/05
  • 売上ランキング: 206
  • おすすめ度 5.0

売れまくってますね。読み逃していたので。

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

I-O DATA microSDカード 2GB miniSD&SDアダプター付 SDMC-2G/A
I-O DATA microSDカード 2GB miniSD&SDアダプター付 SDMC-2G/A
  • 発売元: アイ・オー・データ
  • 価格: ¥ 2,480
  • 発売日: 2006/11/30
  • 売上ランキング: 2
  • おすすめ度 4.5

w-zero3用に

ガムを包んでゴミ箱に花を ― Gum Flower

小さいけれど、気の利いたデザインコンセプト。

flower_gum.jpg

ガムを包んで

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ゴミ箱に花を

でもみんな面倒くさがりだからなあ・・・

Designer: Jung-taek Choi

初めての接吻、貴公と接吻

眠れない夜、貴公のせいでござろう 先程別れもうした矢先だというのに 耳朶から貴公へ、燃えているから貴公へ やりもうした、やりもうした、感無量でござる 初めての接吻、貴公と接吻 ”拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう” 何故故であろう、心中優しさで溢れるでござる 初めての接吻、貴公と接吻 ”拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう” 涙が眼窩から零れ落ちる、男子にあるまじき振る舞い ”貴公に惚れもうした”

via: 「なんと面妖な」「これは異なことを」 侍言葉が人気:アルファルファモザイク

一応コピペ用にテキスト版も。

眠れない夜、貴公のせいでござろう
先程別れもうした矢先だというのに
耳朶から貴公へ、燃えているから貴公へ
やりもうした、やりもうした、感無量でござる

初めての接吻、貴公と接吻
”拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう”
何故故であろうか、心中優しさで溢れるでござる
初めての接吻、貴公と接吻
”拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう”
涙が眼窩から零れ落ちる、男子にあるまじき振る舞い
”貴公に惚れもうした”

無印良品の提案する『ひとり暮らしのつくり方』と『これでいい』

ひとり暮らしのつくり方|MUJI Life-家具インテリアを取り扱う無印良品

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無印良品のサイトで、春からの新生活についての特集が組まれています。

最近、無印良品のアドバイザ/デザイナである原研哉氏および深澤直人氏の著作をいくつか読みました。
特に原研哉氏による「デザインのデザイン」では、無印良品で目指した広義でのデザイン感覚について、本人の言葉で深く書かれていて、これがとても興味深い。

以下は該当部の要旨。

- - -
無印良品では、これ「が」いいではなく、これ「で」いいという心地よさを目指した。
その上で、「で」のレベルをできるだけ高い水準にもっていきたい。

「が」というのは個人の意思がはっきりしている。近代における「自由」「個性」といった価値観に近接した考え。一方で「が」は時とし執着、エゴイズム、不協和音を生む。

消費社会も個別社会も「が」で走ってきたが、その結果として本質的に行き詰まりつつある
「で」の中に働く「抑制」「譲歩」「一歩引いた理性」を評価すべきであり、
「で」は「が」よりも一歩高度な自由の形態ではないだろうか
- - -

だいたいこんな感じ。

これについては無印良品のホームページにも詳しく書かれています

- - -

 無印良品の商品の特徴は簡潔であることです。極めて合理的な生産工程から生まれる製品はとてもシンプルですが、これはスタイルとしてのミニマリズムではありません。それは空の器のようなもの。つまり単純であり空白であるからこそ、あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれるのです。省資源、低価格、シンプル、アノニマス(匿名性)、自然志向など、いただく評価は様々ですが、いずれに偏ることなく、しかしそのすべてに向き合って無印良品は存在していたいと思います。

 現在、私たちの生活を取り巻く商品のあり方は二極化しているようです。ひとつは新奇な素材の用法や目をひく造形で独自性を競う商品群。希少性を演出し、ブランドとしての評価を高め、高価格を歓迎するファン層をつくり出していく方向です。もうひとつは極限まで価格を下げていく方向。最も安い素材を使い、生産プロセスをぎりぎりまで簡略化し、労働力の安い国で生産することで生まれる商品群です。
 無印良品はそのいずれでもありません。当初はノーデザインを目指しましたが、創造性の省略は優れた製品につながらないことを学びました。最適な素材と製法、そして形を模索しながら、無印良品は「素」を旨とする究極のデザインを目指します。

 このような商品をとおして、北をさす方位磁石のように、無印良品は生活の「基本」と「普遍」を示し続けたいと考えています。

via: http://www.muji.net/message/future.html
- - -

今はちょっと「デザイン」という単語そのものが独り歩きしてしまっていて、なかなか胡散臭い感じになっていますが、一度でも裏にある概念に触れるとデザインはすごく魅力的に感じられます。
特にこういったプロダクトデザイン(製品デザイン)における「何気なさ」「普通感」は、注目し出すとすごく楽しいのでおすすめです。

デザインのデザイン
デザインのデザイン
  • 発売元: 岩波書店
  • 著者: 原 研哉
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2003/10/22

最近興味深かったページ

  • 2008-02-15 (金)
  • Tags:

『家具の本(内田繁)』読了メモ

家具の本
家具の本
  • 発売元: 晶文社
  • 著者: 内田 繁
  • 発売日: 2001/10
内容

インテリアデザイナーである内田繁氏が、デザインを前にしてさまざまに思考が揺れ動いた軌跡を描いた本。
けっこう軽く読めた割には、内容が頭に残る。特に「消える家具」の項。

/ 原点としてのフリーフォームチェア / 消える家具 / 茶室をめぐるデザインと日本文化 /
デザインの歴史

二十世紀のはじめあたりから「文化の無国籍化」が起き、世界中が全て同じような暮らし、同じような考えに向かっていった。グローバル!とか言ってりゃいいんだろ的な。
これは「近代」という時代の出発点としては効率的に働いたが、デザインとの関係性の上で問題が起きる。

→デザインというものは地域固有の歴史、習慣、伝統といった文化(ローカリティ)の上に成立しているものであるから。

その結果「何にもとらわれることのないデザインをしてみたい」「見たことも経験したこともないようなものを創りたい」「既成概念からの脱却」「形からの解放」といったテーマが流行ることになる。

ポストモダン的な、っていうやつ?

ていうか文化のないデザインって、それはデザインなのか?どうなん?それ。

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フリーフォームチェア

デザインとは

デザインとは、まず、人間の行動・思考に関する人類的考察があり、そのビジュアル表現がデザインである

臨床医学的デザイン」というのは、いわば対処療法としてのデザイン。目の前に風邪をひいた人がいて、その風邪をいかに早く、上手に穏やかに治せるのか、という立場。日本人はけっこう得意。
病理学的デザイン」というのは、いつか起こるであろう問題を扱う。ある人は表面的には風邪なんだけれども、本当はこの人は体内にもうちょっと違ったものを抱え込んでいて、結果として風邪の症状を示しているんではなかろうかということを考え、その根源的な問題を追及する。あるいは、将来起こるであろう新種の病を予想して地道な研究をする、といった立場。西洋の人たちの得意な領域。
漢方医学というのは、病理学と臨床医学とを同時に併せ持ったものである。デザインもこうした分離をせずに、漢方医学的な立場で行うことが理想である。

(この「漢方医学的」っていう考え方はデザインに限らず、いろんな対象に適用できる普遍的なものだと思う。覚えとく)
空間とデザイン

まず空間をつくる。あとはそこに家具を入れれば完成だ、というところになって、いざ家具を入れてみると、想像とは全く異なった空間になってしまう。

→家具は空間に影響を及ぼす。

ここから、「できるだけ空間に影響を与えない家具」と「そのものが空間を表現できるくらい存在感のある家具」という二つの発想が得られる。

前者は日本的。後者はヨーロッパ、特にイタリア的。な発想だと思った。

家具を消したい

物でありながら形の印象をなくしていくということは、ピュアな形態に回帰していくということ。たとえば椅子なら、認識としての椅子椅子という概念そのものをポンと取り出して形にしたもの
椅子の「通俗的要素」。イデア化された家具。

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セプテンバー

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nextmaruni (影シリーズ)

工場が魅力的に見えるのは、造形に人間の恣意的感情があまり入っていないから。
建物とパイプと煙突のバランスを取ろうなんて思っていない。そういうものには独特の魅力がある。
デザインの上で恣意性を排除するためには、引用をつかうしかない。
たとえば、イタリア半島の形をしたテーブル。琵琶湖の形をした皿。

引用を使えば恣意性(手垢とも言い換えられる)が消せる。この方法論は面白い。
日本のデザイン

日本の文化は、外から入ってきたもの、外来文化と共生するということによってつくられたもの。
しかし日本人は外から入ってきたものを捨てた経験というのは一度もない
選択はするが、基本は全部を内包していって、消化して、新しい文化にしていくという流れがあった。

日本文化は非対称文化であるといわれる。
たとえば中国では陰陽というふうに対称構成になるところを、日本の場合は両者を両義的に重ねてあるときふと逆転させるようなところがある。
茶室・茶の湯は、侘びるという面がありながら、もう一方でハレの時間と空間でもある
ハレと日常、ハレと侘びを一緒に入れ込んで、いつでも変換できるようにしてしまうところに、日本文化の奥行きがある。

ハレとは、儀礼や祭、年中行事などの「非日常」を指す言葉。柳田國男によって発見された。
ハレとケ - Wikipedia

日本の空間概念の基本は「ウツ」。ウツとは日本の古語で、空とか空虚、無を表す言葉。ウツロイ、ウツワといった言葉に転換される。ウツワは中がからであるがゆえに、さまざまなものを取り入れることができる。
そうした「ウツなる空間」に物を入れていくことで、時間や空間をつくっていく。

日本の空間は、常に変化することを想定して作られた。その変化の最大要因は四季。
四季の中でのさまざまな変化に対応した生活を実現するためには、さまざまな道具が必要になる。
衣替えだけでなく、夏障子のように建築すらも変化する。「変化」が重要なキーワードになる。

この点が外国とは異なる。
本土を他国から攻められるという歴史がなかったということも、外国との比較について重要な要素だと思う。

これからは、二十世紀の「強過ぎた」「固過ぎた」文化から、もっと微細な感覚へ移っていく。
その流れの中で、日本文化の色が活かせるはず。

なんだかんだ言って、「間」や「侘び」といった概念に代表されるように、日本文化にはすごく独特なところがある。
デザイン関連の本を読んでいくと、こういう記述はほんとよく出てくる。

シルクロードの端という土地柄もある。
ローマからの文化伝承が、他国の文化も吸収して、端の日本にたどり着く。
カオスの中から独自の文化を育てていった。
そこに三百年の鎖国があり、文化に磨きがかかった。
三百年平和が続いたっていうのも世界的に見ると異常。ありえない。文化育てすぎ。
と思ったら開国、明治維新での「痛みを伴う」どころではないものすごい文化改革
あれよあれよと言う間に戦争、敗戦を経て欧米化。ここで高度成長ドーン!
GDP1位ってまじかよこんな極東の敗戦国が。
あー公害とかバブルとか終わってぼちぼち落ち着いたー。
でもなんか豊かすぎて文化すっげえ多極化しちゃったりしてるよ。←今ここ
次のステージ行こうぜー。

でも実際こんな感じ。日本文化やばい。すごい。

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