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2008.03.04

水温を可視化する蛇口「Ripple」から思う、石井裕と原研哉の共通項。あるいは次の時代への方向性。

Ripple は水温を可視化する蛇口のデザインコンセプトです。

波紋状のステージに置かれたコントロールボールの位置によって、水量・水温を調節します。
波紋の中央からの距離で水量を、円上の角度で水温を決定します。

ステージ下に仕組まれたLEDが、温水は赤く、冷水は青く彩ります。

デザイナのFlickrページには、このデザインに行き着くまでのアイディアシートが公開されており、これも興味深いものがあり面白いです。

ripple_faucet2.jpg

水温というものを情報として捉えたとき、このデザインは工学で言う「情報可視化」の技術をインタフェースに転用したプロダクトのひとつとして解釈できます。

また、本来我々の感覚では不可知な情報(Bits)というものに知覚可能な――特に触覚可能な――実体を与える試みである「タンジブル・ビッツ(Tangible Bits)」「タンジブル・ユーザー・インタフェース(Tangible User Interface)」という技術コンセプトも近いものを感じ、深く考えさせられるものがあります。タンジブル・ビッツはMITメディアラボの石井裕氏により提唱された、先進的な情報表現のパラダイムです。

日常の中にある蛇口からの水の温度という触感を、視覚的な入力に変換する試みは、原研哉氏の提唱する「Haptic」なデザイン観にも関連するでしょう。原研哉氏は、近代から現代における「テクノロジー・ドリブン」な生活革新を経て、これから「センス・ドリブン」な時代へ移っていくだろうと予想しています。

研究・開発・生産などの場において世界的に活躍している両者の目指すコンセプトに多くの共通項が感じられることは、技術革新をベースに進んできたこれまでの時代の、次の時代に向けた方向性を、より確かに示唆しているような気がしてなりません。

デザインのデザイン
デザインのデザイン
  • 発売元: 岩波書店
  • 著者: 原 研哉
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2003/10/22

2008.03.03

押井守×森博嗣『スカイ・クロラ』は八月二日公開予定

■公式サイト

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公式サイトでトレーラーが見れます。
(おそらく)キーとなるキャラクタの語りも入っている。たぶん草薙水素かな。

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すごく期待していますが、思い入れのある作品なので正当なレビューはできません。
ちょっと狙い過ぎな感のある作品/組み合わせなので、きっといろんな人に酷評されることになるだろうなと予想しているけれど、ぼくはそんなものには聴く耳を持たないでしょう。

そういう作品を持てたという事実は、しあわせなことだなあと思います。

2008.03.01

最近興味深かったページ

宣伝ポスター

ポスターができてたので公開。
もう明明後日ですね。

tokai_mini.jpg

高木駿一監督『都会の夢』
大阪・梅田 HEP HALL(HEP FIVE 8F)
3月4日 13:30~
当日券:1,500円

こんにちは。チョップリンじゃない方のコバヤシ@感覚基地です。
女の子に恋して空回りしたりします。ちょうかっこいいです。
ぜひともお誘い合わせの上どうぞー。
ぼく出演者のくせに寂しい感じだから誰か一緒に行こうぜー。

詳細はシネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション-CO2まで

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現国の時間に講義と違う本を読んでいるような女子大生

長くなったので記事に分離。

痛いニュース(ノ∀`):中国のゲーム会社が「ファイナルファンタジーⅦ」をファミコンに完全移植

権利関係を抜きにすれば(抜きにできることではないけれど)評価できるなーと思ったのだけれど、ムービー見て膝が折れた。高度成長時に日本も結構むちゃやってきたことも考えて、中国の一連の騒ぎは一方的に罵倒できることではないとは思う。あまりにも聞き分けのない政府の対応が一番の問題かー。

日本のときは生産効率と品質および技術革新の時代という背景の中での発展だったのだけれど、そこにITが加わっている、しかも他の先進国との開きがより大きい今の時代におけるカギカッコ付きの『発展』『経済成長』ってものがどういう形で進んでいくのかに注目してる。日本のそれは全く違ったものになると思う。

個人的な皮膚感で言うと、ピラミッドの頂点を比べた場合にWeb技術については日本より中国の方が上を行ってると思うのね。中国はピラミッドむちゃくちゃでかいけどなー。Webにおける「見せ方」あるいは「魅せ方」という点において、中国サイトってかなりいい仕事してるところが多いように思える。コンセプトデザインでもいいの多いよね。企業で取り組んでいたりして。

大学全入あたりの文化がまずいんじゃないかなーと、ぼんやり思う。一般的に、日本の大学生って勉強しないしね。ぼくも含め。ばんばん落とす代わりに落とした後のフォローはもうちょいちゃんとやらせてもらいますよーっていう方向性が妥当かなあ。最高学府なんだしさ。そして落とされたぼくは職人を目指す。

「最高学府≠東大」なので注意。最近そういう誤用を目にしたので。

学生的な意味での勉強は好きじゃなかった。「ここは人数が多いからぼくが何やっても絶対に勝てない人がいる」というようなことを思ったので、職人になろうと思った。藍染めとか、酒蔵とかね。小さい世界の方が好みなので、そういう世界で生きていける『業(わざ)』を身につけて、のんべんだらりと暮らしていきたいもんですね。そういった業の余暇として、読書やプログラミングを楽しみたい。

自分にとってプログラミング遊びっていうのは、そういう位置づけがされている。ぼくはどうやら職人にはならないっぽいので、ぼちぼちどうやってご飯食べるか考えないといけないですね。ぼくの好きな言葉に、「ライフワークとライスワーク」というものがある。ライフワークは人生を楽しむためのもの。ライスワークはおまんま食い上げにならないためのもの。ぼくのライフワークなんて、全く稼ぎにはならないし、むしろ出費がばかにならない。けど、やる。あーバイトしないとなー。

現国の時間に講義と違う本を読んでいるような女子大生は大好きです。

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