Home > 5月, 2008

2008.05.28

本当に考えたい

深く深く考えたいと強く思う。
長考中の棋士のように。
追いつめられた武将のように。
400年後の世の中に役立つための新分野を切り開く、数学者のように。

 「考える」という言葉を非常に安易に使っている人が多いと思う。学生に「考えてきたか?」と尋ねると、「考えましたが、ちょっと良い案を思いつかなくて」と言う。「じゃあ、悪い案を幾つか見せなさい」と言うと、きょとんとした顔で、「いえ、悪い案も思いついていません」と言う。「考えましたが、まだ、ちょっとまとまらなくて」と言うから、「では、まとまらないものを見せて下さい」と言っても、たいてい見せてもらえない。
 こういうのは、僕の場合「考えた」とはいわないのである。
 「いろいろ考えてはいるんですけどね」と言い訳する人には、その「いろいろ考えたものを見せてくれ」と頼む。ところが、たいていは、せいぜいあっても1つしか案がない。1つの案しかないのに「いろいろ」なんて言うなよ、と思う。1つでは選べない。これでは何を考えていたのか、問いたくなる。

 多くの人が言う「考えた」というのは、「考えようとした」のことらしい。同様に「悩んだ」も「悩もうとした」である。否、たとえ考えようとするだけでも、100時間くらい考えようとしていれば、なにかは実際に考えるだろうし、そして、考えれば、なにかは思いつくだろう。きっと具体的な案がいくつか出てくるはずだ。ほんの一瞬だけ考えようとしたくらいで「考えた」なんて言わないでほしい。

MORI LOG ACADEMY: 本当に考えたの?

新しいアイディアを生み出すというクリエイティブな作業を想ったとき、どうも「落ち着ける環境でリラックスして〜」といったような文脈の、口当たりのいい意見が目立つ。ぼくもけっこうそれに踊らされていたところもあるんだけれど、ひとつ気づいたことがある。

眉間に皺を寄せて、体を縮み込ませて、非日常的な脳への血流を感じながら、フルスピードで考えるといった作業こそが、本質なんだと思う。考えて、考えて、考えて、考える。もうこれ以上考えられないというところを超えて、さらに考える。歩きながら必死で考える。ご飯を食べながら必死で考える。死に物狂いで考える。
そういう積み重ねがあってこそ、疲れ果てて少しリラックスしたときのヒラメキがある。気楽な議論の中で突然浮かび上がる、ものすごいアイディアがある。

浮かばないのは考えてないからだ。
以上、自戒の意味を込めて。精進しないと。

 沢山の具体案を考えることは、無駄なようでけっして無駄ではない。採用されなかった案が、その人の将来の持ち駒になるからだ。

MORI LOG ACADEMY: 本当に考えたの?

2008.05.26

2083年のテニス

Lacoste(ラコステ)社の創業75周年記念ムービー。西暦2083年のテニス、だそうです。

テニス選手の顔はフェイスマスクで覆われて、選手はこのマスクを通じてバーチャル・テニスコートを一望する。このマスクかっこいい!こういうHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)なら着けてみたい。
最後の方のシーンで、絶対にマスク外すなよー!と願いながら見てる自分を発見して愉快だった。二十歳を超えると、妙なこだわりが増えていきますね。でもマスク外したらこのムービーは全て台無しなんだ。

そう、一言付け加えさせてもらうと、ここまで2083年かかるということはないと思う。お金さえかければ、現代の技術でもできるんじゃないかと思ってる。大きな課題としては、ラケットへのフィードバックと試合に耐えうるほどのラケット姿勢測定か。
この人間が現実に実体を持っているとは限らないというのもミソですね。ああ愉しいなあ!テクノロジーは愉しいなあ!

ぼくのなかでラコステってブランドはすごく奇妙な位置づけにある。いや、正確には「位置づけられない」というニュアンスが近い。
小学生の頃は「ラコステ=ゴルフ=(笑)」っていう感触だったと思うんだけれどなあ。都会の店舗のディスプレイを見てからだろうか。素直になったのかもしれない。

重宝していたラコステの真っ赤な靴下。あの赤すぎるほど赤い靴下。
もう一度買いにいかなくちゃいけないのだけれど、未だにあのおしゃれ感漂う店に入れずにいる。子供の頃に嘲笑した、あのブランドの、その店に。

2008.05.24

最近興味深かったページ(2008年5月24日)

黒霧島 はじめて借りたアダルトビデオ ブルーチーズの夜

二週間ぶりくらいにmixiを見て なんだかすこしショックを受ける
何に対してなのかはわからないけれど それぞれが それぞれであることに
ぼくの家の窓から見える景色はいつも同じもので
っていうか普通そうだと思うんだけど なんだかそれが新鮮だった

自炊生活も落ち着いて
ご飯とふりかけとサラダで生活している
暮らし向きはとても愉しい
このごろは部屋に戻るのが午前三時とかになっているのだけれど
たまに早く部屋に戻ったときには
霧島(芋焼酎)を呑んで映画を見る
おつまみばかり 作るのが上手くなる

このまえ人生で初めてアダルトビデオを借りた
アダルトビデオを借りないと進めないところが
静脈の弁みたいなものがあるような気がしたから
もう借りることはないだろうと思うけれど
とにかくぼくはこのまえ 人生で初めてアダルトビデオを借りた

そうそう 鳥はむを作ったよ
いろいろキノコのガーリックバター炒めも作った
ペペロンチーノだけは上手くできるようになったと思う
最近はバターが品薄で困り者だよね
最近はバターが品薄で困り者だよね

きみの誕生日にすね毛を剃ったよ
今日はサンダルを買ってきたんだ
最近ブルーチーズが癖になってね
何も付けずにぱくぱく食べている

2008.05.21

おつかれー

2008.05.20

アメリ可愛すぎる

税金を湯水のように使いまくれると噂の企画書を書き終わったんで、調子に乗って酒飲みながらアメリ見てた。

ほんと可愛すぎる。一時のブームメントにも納得でした。

すべての「可愛い人」っていうのは、「単に可愛い人」と「可愛すぎて触れるもの関わるものすべてが可愛くなってしまうくらい可愛い人」という二種類に分けられるんですね。その後者をそのまま映像化したのがまさにアメリなわけでした。
この言葉じたいが映画のネタバレとして機能してしまいそうなぐらいの可愛さ。


本格派のイチゴジャムをコーティングしたフレンチポップのようなシナリオですよね。『甘さ』という単語の本質を考えさせるような甘さと、深さ。あと、たまに種のツブツブ感。
お酒とセットでどうぞ。自分に酔ってしまえるお摘みがあればなおいい。ブルーチーズと蜂蜜とかね。

アメリ

アーチスト: オドレイ・トトゥ
価格: ¥ 4,242
おすすめ度 4.5

Next »