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1999年、夏、沖縄/Mr.Children

歳を取ると聴く音楽も変わってきますが、年に二度ほどのペースでふいに聴きたくなる音楽がいくつかある。
というわけで僕が愛した音楽シリーズ。

15歳の頃に私的ミスチル期は終わったのだけれど、なにかの折りに桜井さんの歌が聴きたくなることがある。どうにも「ミスチルは別格」という意識があり、そういった評価の固着はアーティストとしては望むべからぬところであるのだろうけれど、それを差し置いて依然ぼくの中では「ミスチルは別格」なのである。年間に5曲も耳にしないにもかかわらず。方向性は違うが、甲本ヒロトへの思いに近いものがある。

彼らの創る音楽が好きだし、個人的に「ミスチル編曲」と読んでいる楽曲のパターン(ラストのサビ前に異なったメロディを挟む構成)も好きだし、桜井さんの瞑った目の輪郭も好きだ。ただ日常に聴くということがないだけであって。こういうのはなんて言うんだろう。ファンとは言えないかもしれない。しかしぼくがミスチルを魅力的に感じているということは事実であるようだし、できる限り続いて欲しいと願う。

人生で最初に買ったCDが、Mr.Childrenの「光の射す方へ」だった。中学生の頃だったろうか。中学校のおよそ三年間は、人生で唯一音楽をテレビやラジオで追いかけた時期だった。小学生の頃は特に自分から音楽を聴くこともなかったように記憶しているし、高校生になってすぐにブルーハーツやハイスタンダード、ゴーイングステディといった青い青い、大きなメディアで取り上げられないタイプの音楽を聴く時期に入った。中学生の三年間は、実はものすごく長いものだったのだと最近は思う。部屋の床に仰向けに寝転んで、レフトとライトが分割できるステレオのスピーカーを頭の両サイドに置いて、買ってきたCDをスタートさせ、歌詞カードを眺める。あのドキドキ感は、いつまでも覚えている。

posted on 2009-03-14 02:09 | Tags :