2008.06.08

積ん読が高くなっていく

手にとるように世界史がわかる本 第2版
手にとるように世界史がわかる本 第2版
  • 発売元: かんき出版
  • 価格: ¥ 1,575

本屋寄ったらふらふらーっと買ってしまった。
教養っぽい話は義務教育終わってしばらく経ってから知りたくなるんで困る。

研究室に戻ったら「とりあえずこのへん読んでみなよ、一週間で」と三冊の本を渡された。

人工現実感の設計―究極のインタフェースを求めて (バーチャルリアリティの基礎)
  • 発売元: 培風館
  • 価格: ¥ 3,885
  • 発売日: 2000/03

たけえなあ。

2008.03.11

『デザインのデザイン』(原 研哉)読書メモ

この本について 原研哉氏について

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原研哉氏は、武蔵野美術大学教授、株式会社日本デザインセンター取締役のグラフィックデザイナー。無印良品、長野冬季オリンピックの開会式・閉会式プログラムなど業績は多岐にわたる。日本的な感性を生かしたデザインが特徴とされている。

『デザインのデザイン』はそんな原氏が「デザインってなに?」という問いに真正面から挑んだ著作。「デザイン」をあえて定義するとすれば「意匠」などと訳されるが、デザイン本来のあり方はもっと本質的なものであるという考えから、自身の経験を元に「デザイン」全体に挑んだ作品。

位置づけとしては「デザインの入門本」とされているが、「もの(プロダクト)の見方について創作者側から解説を行った本」といったほうがしっくりくる。ものの見方が変わります。

サントリー学芸賞芸術部門授賞作。

keywords / デザインとは何か / 日常を未知化する / アートとデザイン / 情報による建築 / なにもないがすべてがある / 無印良品の「が」と「で」 / 欲望のエデュケーション / 日本の文化とデザインの関係 / 愛知万博で目指したデザイン /
デザインのデザイン
デザインのデザイン
  • 著者: 原 研哉
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2003/10/22

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2008.02.13

『家具の本(内田繁)』読了メモ

家具の本
家具の本
  • 発売元: 晶文社
  • 著者: 内田 繁
  • 発売日: 2001/10
内容

インテリアデザイナーである内田繁氏が、デザインを前にしてさまざまに思考が揺れ動いた軌跡を描いた本。
けっこう軽く読めた割には、内容が頭に残る。特に「消える家具」の項。

/ 原点としてのフリーフォームチェア / 消える家具 / 茶室をめぐるデザインと日本文化 /
デザインの歴史

二十世紀のはじめあたりから「文化の無国籍化」が起き、世界中が全て同じような暮らし、同じような考えに向かっていった。グローバル!とか言ってりゃいいんだろ的な。
これは「近代」という時代の出発点としては効率的に働いたが、デザインとの関係性の上で問題が起きる。

→デザインというものは地域固有の歴史、習慣、伝統といった文化(ローカリティ)の上に成立しているものであるから。

その結果「何にもとらわれることのないデザインをしてみたい」「見たことも経験したこともないようなものを創りたい」「既成概念からの脱却」「形からの解放」といったテーマが流行ることになる。

ポストモダン的な、っていうやつ?

ていうか文化のないデザインって、それはデザインなのか?どうなん?それ。

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フリーフォームチェア

デザインとは

デザインとは、まず、人間の行動・思考に関する人類的考察があり、そのビジュアル表現がデザインである

臨床医学的デザイン」というのは、いわば対処療法としてのデザイン。目の前に風邪をひいた人がいて、その風邪をいかに早く、上手に穏やかに治せるのか、という立場。日本人はけっこう得意。
病理学的デザイン」というのは、いつか起こるであろう問題を扱う。ある人は表面的には風邪なんだけれども、本当はこの人は体内にもうちょっと違ったものを抱え込んでいて、結果として風邪の症状を示しているんではなかろうかということを考え、その根源的な問題を追及する。あるいは、将来起こるであろう新種の病を予想して地道な研究をする、といった立場。西洋の人たちの得意な領域。
漢方医学というのは、病理学と臨床医学とを同時に併せ持ったものである。デザインもこうした分離をせずに、漢方医学的な立場で行うことが理想である。

(この「漢方医学的」っていう考え方はデザインに限らず、いろんな対象に適用できる普遍的なものだと思う。覚えとく)
空間とデザイン

まず空間をつくる。あとはそこに家具を入れれば完成だ、というところになって、いざ家具を入れてみると、想像とは全く異なった空間になってしまう。

→家具は空間に影響を及ぼす。

ここから、「できるだけ空間に影響を与えない家具」と「そのものが空間を表現できるくらい存在感のある家具」という二つの発想が得られる。

前者は日本的。後者はヨーロッパ、特にイタリア的。な発想だと思った。

家具を消したい

物でありながら形の印象をなくしていくということは、ピュアな形態に回帰していくということ。たとえば椅子なら、認識としての椅子椅子という概念そのものをポンと取り出して形にしたもの
椅子の「通俗的要素」。イデア化された家具。

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セプテンバー

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nextmaruni (影シリーズ)

工場が魅力的に見えるのは、造形に人間の恣意的感情があまり入っていないから。
建物とパイプと煙突のバランスを取ろうなんて思っていない。そういうものには独特の魅力がある。
デザインの上で恣意性を排除するためには、引用をつかうしかない。
たとえば、イタリア半島の形をしたテーブル。琵琶湖の形をした皿。

引用を使えば恣意性(手垢とも言い換えられる)が消せる。この方法論は面白い。
日本のデザイン

日本の文化は、外から入ってきたもの、外来文化と共生するということによってつくられたもの。
しかし日本人は外から入ってきたものを捨てた経験というのは一度もない
選択はするが、基本は全部を内包していって、消化して、新しい文化にしていくという流れがあった。

日本文化は非対称文化であるといわれる。
たとえば中国では陰陽というふうに対称構成になるところを、日本の場合は両者を両義的に重ねてあるときふと逆転させるようなところがある。
茶室・茶の湯は、侘びるという面がありながら、もう一方でハレの時間と空間でもある
ハレと日常、ハレと侘びを一緒に入れ込んで、いつでも変換できるようにしてしまうところに、日本文化の奥行きがある。

ハレとは、儀礼や祭、年中行事などの「非日常」を指す言葉。柳田國男によって発見された。
ハレとケ - Wikipedia

日本の空間概念の基本は「ウツ」。ウツとは日本の古語で、空とか空虚、無を表す言葉。ウツロイ、ウツワといった言葉に転換される。ウツワは中がからであるがゆえに、さまざまなものを取り入れることができる。
そうした「ウツなる空間」に物を入れていくことで、時間や空間をつくっていく。

日本の空間は、常に変化することを想定して作られた。その変化の最大要因は四季。
四季の中でのさまざまな変化に対応した生活を実現するためには、さまざまな道具が必要になる。
衣替えだけでなく、夏障子のように建築すらも変化する。「変化」が重要なキーワードになる。

この点が外国とは異なる。
本土を他国から攻められるという歴史がなかったということも、外国との比較について重要な要素だと思う。

これからは、二十世紀の「強過ぎた」「固過ぎた」文化から、もっと微細な感覚へ移っていく。
その流れの中で、日本文化の色が活かせるはず。

なんだかんだ言って、「間」や「侘び」といった概念に代表されるように、日本文化にはすごく独特なところがある。
デザイン関連の本を読んでいくと、こういう記述はほんとよく出てくる。

シルクロードの端という土地柄もある。
ローマからの文化伝承が、他国の文化も吸収して、端の日本にたどり着く。
カオスの中から独自の文化を育てていった。
そこに三百年の鎖国があり、文化に磨きがかかった。
三百年平和が続いたっていうのも世界的に見ると異常。ありえない。文化育てすぎ。
と思ったら開国、明治維新での「痛みを伴う」どころではないものすごい文化改革
あれよあれよと言う間に戦争、敗戦を経て欧米化。ここで高度成長ドーン!
GDP1位ってまじかよこんな極東の敗戦国が。
あー公害とかバブルとか終わってぼちぼち落ち着いたー。
でもなんか豊かすぎて文化すっげえ多極化しちゃったりしてるよ。←今ここ
次のステージ行こうぜー。

でも実際こんな感じ。日本文化やばい。すごい。

2008.02.08

最近の読了

以下のデザイン関連の五冊は図書館本。

著:原 研哉
出版社:岩波書店

同著者の「なぜデザインなのか?」で触れられた概念が、より系統立てて説明されている。
今まで経験したいくつかの仕事や展覧会を通じての解説となるので流れが少し離散的だけど、十分わかりやすい。
良書。あとでまとめる。

/ デザインとは何か / 著者の行ったデザインワークについて(ReDesign展・長野オリンピック開会式プログラム・万博) / 無印良品で目指したもの / 「欲望のエデュケーション」と日本人としてのデザイン /

編集:竹尾,原 研哉, 日本デザインセンター原デザイン研究所
出版社:朝日新聞社
価格:¥ 3,150

上に同じく原氏の本。RE DESIGN展の成果本にして解説本。32の作品について、写真と簡単な解説。
いかにも美術系展覧会の解説本といった感じ。
とにかく四角いトイレットペーパーが秀逸。これについては「デザインのデザイン」でも述べられている。

著:内田 繁
出版社:晶文社
価格:¥ 2,982

ラベルとしての「家具」ではなく、我々の認識の中での「家具」の話。
写真いっぱいなのに流れが阻害されてなくてすごく読みやすい。
「空間」というのが非常に大きなキーワードとして機能している。

/ 家具と空間 / 認識の外へ消える家具 / 茶室という空間 /

著:柳 宗理
出版社:平凡社
価格:¥2,520

著作選集。ちょっと一般向けではなくて、退屈。学問領域に踏み込んでいる。
失礼を承知で言うならば、文章力がちょっと…といった感もありつつ。
まあこのへんの限界は自分が教育を受けていないので仕方がないのかも。

著:関口 由紀夫
出版社:平凡社
価格:¥ 1,835

上に同じ。三分の一だけ読んで自分に合わず投了。

著:ジェフリー・S・ヤング , 他
出版社:東洋経済新報社
価格:¥2,310

酔ってる時に勢いで買った。これだから遅くまで空いてる本屋は困る。
自分で自分にMacBook購入を決断させるための本。
とはいえ、とても楽しめる。特に若年期のエピソードが刺激的だった。インド修行やら父親鑑定やら。

2008.01.06

最近の購入本

昨年は『買おうか買うまいか迷った本は、2000円以下ならとりあえず買ってしまう』と心がけていました。実際には金銭面の問題で毎回実行というわけにはいきませんでしたが、それでも昨年はこれまでに比べればすごく本を買った年となりました。結果、置き場所に困っています。積読も溜まってきました。

それでもやっぱり書店に行くと目移りするねー。ぼくはAmazonよりも書店での方が気軽に散財できてしまうようです。たぶんコンビニ決済ゆえの面倒くささの賜物だろうと思いますが。あとブックオフの文庫本コーナーが結構いい。特に、お気に入りのサイト経由で薦められての購入がすごく多かった。アフィリエイトからの購入でないのが申し訳ないところ。

というわけで、今年に入っての購入本。レビューなしメモだけ。

なぜデザインなのか。

発売元: 平凡社
価格: ¥ 1,890
発売日: 2007/10/02

DESIGN IT! w/LOVEさん経由で。ベタ誉めでしたね。これから読み始めているけど、ほんとに良書すぎてびびった。ここのブログは自分と興味の方向性が一致していて、すごくためになる。

2日で人生が変わる「箱」の法則

発売元: 祥伝社
価格: ¥ 1,680
発売日: 2007/09/06

まなめはうすさん経由。前作も購入。さっき駅まで自転車取りに行ったついでに本屋に寄ったら売ってたから買った。こういう行動パターンが多いなあって思う。まなめさん愛してる!

3時間で「専門家」になる私の方法

発売元: PHP研究所
メーカー: PHP研究所
価格: ¥ 1,365
発売日: 2007/09/11

定番だけど、弾さんのとこから

2007.12.17

おとなのひとにいってほしかった24のこと

tumblr経由のネタ。
via: sleepers,awake!

おとなのひとにいってほしかった24のこと
  1. 「世界は自分を中心にはまわっていない」
  2. 「何をしていいのか分からないといってはいけない」
  3. 「反抗するならほんとうの反抗をしなさい」
  4. 「ひとと同じことをしてはいけない」
  5. 「同じところにいてはいけない」
  6. 「今見ているものは見えているとおりではない」
  7. 「よいことなんていつまでも続かない」
  8. 「とにかく終わらせなさい」
  9. 「自分の得意なこと以外はしてはいけない」
  10. 「ゼロからスタートしてはいけない」
  11. 「3年間ぐらいは捨ててしまいなさい」
  12. 「生きていることなんかには意味はない」
  13. 「よいことからは逃げまわろう」
  14. 「自分がやっていることをひとに話してはいけない」
  15. 「友だちはいらない」
  16. 「今日はないと思いなさい」
  17. 「出遭いは二度とない」
  18. 「マイペースでやってはいけない」
  19. 「一番になってはいけない」
  20. 「上をめざすな」
  21. 「背伸びをしなさい」
  22. 「自分ひとりでできることは何ひとつない」
  23. 「自分のことは考えるな」
  24. 「一番大切なことは想いをお使いに出すこと」

太字は勝手につけました。
各項目についての要点はこのあたりに。

おとなのひとにいってほしかった24のこと
おとなのひとにいってほしかった24のこと
  • 発売元: 詳伝社
  • 価格: ¥ 1,000
  • 発売日: 2005/06
  • 売上ランキング: 45206
  • おすすめ度 4.5

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